CASE STUDY

“戦い方”を知り、
社員が自律型人材へ進化する。

CASE STUDY : 株式会社マスヤ 代表取締役社長 浜田 吉司氏

株式会社マスヤ
代表取締役社長
浜田 吉司

事業内容:
1969年に誕生した米菓「おにぎりせんべい」を柱としたお煎餅の製造販売を営む。拠点は東京、名古屋、大阪、福岡。「おにぎりせんべい」は、西日本では定番の商品。「ワクドキ」を連発できる会社として「ワクワクドキドキ」するお菓子を生み出している。

関東エリアで戦うための新たなツール

— 「すごい会議」導入のきっかけを教えてください。

 初めてお話を聞いた際、売り物である「すごい会議」の説明と言うよりも、我が社の目標を深く聞かれるような会話に終始した点で、普通の営業とは違うな、という印象を持ちました。最初は話を聞いて終わりにするつもりでしたが、強い興味を持ち、役員2名も新たに交え、改めてミーティングの場を設けました。その時、いきなり「会社の課題」を紙に書くように言われ、驚いたことを覚えています。

— 挙がった「課題」はどのようなものでしたか。

 3人全員が「主戦場は関東」と書きました。「おにぎりせんべい」は名古屋以西の認知度は高いものの、関東では長年苦戦してきたからです。それに対し「すごい会議」は、リソース活用など課題解決に向けて戦うためのツールとして最適ではと考え、まず東京支店の営業チームを対象に導入を決めました。
 ただ、会議を重ねていくと、会社としてどの領域にフォーカスして成果を出すべきか、は変化していきました。目標達成には、別領域も含めた広い視点で考えていく必要があり、タイミング的に「後継者の育成」も緊急課題として上がったためです。

若手社員が急成長。経営幹部候補育成へ

— 導入後はどのように「変化」が現れたのでしょう。

 初日のセッション実施後にはメンバーの顔つきが全く変わり、真剣さと意欲が溢れ出ていました。特に若手社員の成長をすぐに感じましたね。正直、最初は半信半疑でしたが、「なるほど」と納得して得られるものが多々あり、結果、仕事に対してより本気になれる人が増えました。漠然と捉えていた「仕事」に対し、どのようにすれば目標達成できるのか、という作法を理解したことで、「誰かがやる」ではなく「自分がいかにやるか」という考えに変わっていったと感じます。

— 具体的にどのような「成果」が見られましたか。

 何より実感したのは社員の成長です。社員のモチベーションを上げる要素は二つ。一つ目は「やる気になる」こと。二つ目は、こうすればできるという「やり方がわかる」ことです。「すごい会議」を経て、私に対しても意見や提案を自信を持って伝える社員が出てきた。意欲や素質に加えて“戦い方”を習得することで、モチベーションが上がり、成果を出し、仕事が面白いと感じる。営業全体の雰囲気も良い方向へ高まったと感じますし、いずれ会社を担う人材に育っていると感じます。本当に素晴らしいことです。
 もともと東京販売店は、売上昨対170%というチャレンジングな目標を立てました。そこに向けチーム一丸となったことで、全拠点でも一歩リードしたチームになり、若者が頭角を現した。その効果を見て、三重本社でも導入を決めたんです。次期幹部候補育成の必要性を痛切に感じる中なので、このような社員の成長は非常に大きな成果でした。

社内コーチで長期的なコーチングを目指す

— 今後について教えて下さい。

 この良い雰囲気を一過性で終わらせずに定着させたいと考え、現在、社員数名を社内コーチとして育成してもらっています。「すごい会議」のコーチングを社員が内部で実施できるようになる状態を目指しています。また、「何かを成し遂げたい」という想いに火がついた人物も現れています。一つ目標を達成すると、さらに次に進みたくなる。その前向きに取り組んでいく姿勢が大事だと感じますし、確実に、「自立した組織」に向かって前進しています。我が社と同じ様に、自律型人材を生み出したいと思っている企業にはお薦めです。

— ありがとうございました。

(取材日:2013年11月、2014年9月)

CASE STUDY : 株式会社マスヤ 代表取締役社長 浜田 吉司氏


               

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